| |
アジア太平洋地域に関する優れた出版物の著者に贈られる「第23回アジア・太平洋賞」(主催・毎日新聞社、アジア調査会、後援・外務省、文部科学省、経済産業省、特別協賛・スルガ銀行、協賛・日本生命、三菱商事、協力・ANA)の表彰式が2011年11月14日、東京都千代田区一ツ橋、パレスサイドビルディング9階「レストラン アラスカ」で行われた。
「中国共産党」(草思社)で大賞を受賞した「フィナンシャル・タイムズ」ワシントン支局長、リチャード・マグレガー氏(欠席)の代理の同紙東京支局長ミュア・ディッキ氏に栗山尚一・アジア調査会会長から賞金200万円と記念の盾が授与され、森本光雄・全日空代表取締役副社長からANAの国際線航空券が贈呈された。
特別賞に選ばれた日本女子大学文学部史学科教授、臼杵陽氏=「大川周明 イスラームと天皇のはざまで」(青土社)▽中央大学総合政策学部教授、服部龍二氏=「日中国交正常化」(中公新書)=には栗山会長からそれぞれ賞金30万円と記念の盾が贈られた。
大賞を受賞したマグレガー氏は受賞メッセージで「1990年代に5年間住んだ日本での受賞はとてもうれしい。どの国でも政治システムを描くのは易しくないが、特に中国ではシステムに不透明さがあるだけに書くのは難しい。中国共産党の仕組みをこの本ですべて書き切れたわけではないので、いずれ続編を書きたい」と話していた。特別賞の2氏も受賞後のあいさつで「この賞を機に今後いっそう頑張りたい」と話していた。 |